■ おすすめ水泳関連書籍・ビデオ ■

競泳を行う上での参考となる本をご紹介します。
評価の★印は私(NOVE)の個人的な「好み」です。世間一般の評価とは異なっていますので、ご了承ください。
(違いが分かりやすいよう、メリハリを大きめに採点しています。)
ご意見、ご感想、私の評価に対する反論などありましたら、【こちら】にお願いします。
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目次



水泳技術指導書

Total Immersion: The Revolutionary Way to Swim Better, Faster, and Easier /Terry Laughlin(未読)
Simon & Schuster ($15.00:2004/01/08予定)
1996/08/01に出版した同タイトルの改訂版?
USAナショナルチームスイミングコーチのテリー・ラフリン氏による練習メニュー。

Swimming : Handbook of Sports Management and Sciences(2nd版) /Joel Stager(未読)
Blackwell Pub ($29.95:2003/11/01)

Championship Swim Training /Bill Sweetenham, John Atkinson(未読)
Human Kinetics ($22.95:2003/09/01)

Know the Game : Swimming /Amateur Swimming Association(未読)
A & C Black ($4.99:2003/08/29)

トップスイマーが教える水泳マスター カラダが驚くほどラクになが〜く泳げるようになる /高橋雄介★★
永岡書店 (1100円:2003/07)
この本の対象者が誰かというと、PART 1 が「カナヅチからの脱出」とあるように、大人の水泳初心者を意識したものだと思います。いきなり泳法に入るのではなく、陸上でのストレッチ、シャワー、プールでの顔つけ、バタ足、と続いて、「なるほど」と思ったのもつかの間、次は「伏し浮き」。しかも「これができればもう安心」と書かれてあります。わずか20ページ目です。大人になっても泳げない方のほどんどは、ここでつまづいてしまうのではないでしょうか。確かにキレイな伏し浮きができれば、軽いプルやキック動作で楽に進めるようになりますが、ダルマ浮きならともかく、いきなり初心者に伏し浮きを要求しても無理というものでしょう。たいていは、下半身が沈んだり、身体が曲がったり、呼吸が苦しくなって、うまくいかないものです。
監修している高橋雄介氏は、中央大学水泳部監督として数々の名選手を育て、その功績はとてもすごく、異論を挟む余地はありませんが、だからといって水泳初心者に教えた経験がどれほどあるのか、疑問に思ってしまいます。これから水泳を始めようという方は、トップスイマーを育てたという知名度よりも、実際に水泳初心者への指導経験が豊富な方の指導を受けた方がいいと思います。
せっかくトップスイマーである中村真衣選手、山野井智広選手がモデルになっているので、もっと上級者向きの指導書にすればよかったのだと思います。

スイミングBOOK /マガジンハウス(未読)
マガジンハウス/Magazine House mook (857円:2003/07)

クロールがきれいに泳げるようになる! /高橋雄介(未読)
高橋書店 (1100円:2003/07)

スイマーズBOOK ― 美しく、正確な泳ぎで自己ベスト更新!  /『スイミング・マガジン』特別編集(未読)
B.B.mook―スポーツシリーズ (262) (952円:2003/07)

上達する!水泳 /柴田 義晴★★★★
ナツメ社/スポーツレベルアップシリーズ (1200円:2003/05)
東京学芸大学教授で水泳部監督である柴田先生の著です。
初心者におけるビート板での練習は、往々にして正しいフォームをくずしがちということで、必要最低限にしか紹介していないなど、実践的な内容だと思います。4泳法ともに、上級者と初心者の連続写真を並べて比較しており、その違いを詳しく説明しています。それぞれの項目について丁寧に書かれてあり、また、最初からアスリートの泳ぎを目指すのではなく、大人の初心者が楽しく泳ぐためのフォーム改善を行うためのわかりやすい解説になっています。
上級者や現役選手には物足りないでしょうが、初級から中級の方には良い指導書だと思います。

スイミング年鑑 2003 ザ・スーパースイマーズ /スイミング・マガジン編集部(未読)
ベースボール・マガジン社 (2000円:2003/05)

Coaching Swimming Successfully(2nd版) /Dick Hannula(未読)
Human Kinetics ($19.95:2003/03)
The Swim Coaching Bible /Dick Hannula, Nort Thornton(未読)
($21.95:2001/05)
競泳勝利へのコーチング /ディック・ハヌーラ/著 , 野村武男/監訳 , 田口正公/監訳★★★★
大修館書店(2000円:1998/03)
1994年10月発刊の「Coaching Swimming Successfully」の翻訳版。
私の書評はアマゾンのホームページをご覧ください。
Coaching Swimming Successfully /Dick Hannula 1994/10(未読)
($21.95:1994/10)

Swimming Fastest /Ernest W. Maglischo★★★★★
($44.95:2003/02)(4735円でamazomで購入。日本円額は変化します。)
私の書評はアマゾンのホームページをご覧ください。
スイミング・イーブン・ファースター /E.W.マグリシオ★★★★☆
(8000円:1999/06)
Swimming Even Fasterの翻訳版。
私の書評はアマゾンのホームページをご覧ください。
Swimming Even Faster /Ernest W. Maglischo(未読)
($68.90:1993/03)Swimming Fastestの前作。
スイミング・ファースター /E.W.マグリシオ(未読)
(6800円:1986/06)Swimming Fasterの翻訳版。
Swimming Faster /Ernest W. Maglischo(未読)
($39.95:1982/01)Swimming Even Fasterの前作。
マグリスコの水泳教本:泳力アップのトレーニング法 /Ernest W.Maglischo, Cathy Ferguson Brennan(未読)
(1300円:1990/12)大修館書店。Swim for the Health of Itの翻訳。
Swim for the Health of It /Ernest Maglischo, Cathy Brennan(未読)
($28.40:1984/10)McGraw Hill College Div

スポーツ文化論 水とからだとスポーツ文化 /佐竹弘靖(未読)
文化書房博文社 (2100円:2003/02)

知的コーチングのすすめ:頂点をめざす競技者育成の鍵 /勝田隆★★★★
大修館書店 (1800円:2002/09)
水泳ではなく、主にラグビーのコーチングについての本ですが、参考になります。
私の書評はアマゾンのホームページをご覧ください。

人はどこまで速く泳げるのか  /高木英樹★★★
岩波書店/岩波科学ライブラリー (1100円:2002/07)
私の書評はアマゾンのホームページをご覧ください。

うまくなる!水泳 /荒木汰久治(監修)(未読)
西東社/カラースポーツシリーズ (1200円:2002/07)

水泳指導教本:地域スポーツ指導者用 /日本水泳連盟/編★★★★
大修館書店 (2400円:2002/05)
私の書評はアマゾンのホームページをご覧ください。

Breakthrough Swimming /Cecil Colwin(未読)
Human Kinetics (T) ($22.95:2002/03)
Swimming Dynamics : Winning Techniques and Strategies /Cecil Colwin(未読)
McGraw-Hill($19.95:1999/02)

Gold in the Water : The True Story of Ordinary Men and Their Extraordinary Dream of Olympic Glory /P. H. Mullen(未読)
St Martins Pr/ペーパーバック版 ($14.95:2003/02)
St Martins Pr/ハードカバー版 ($24.95:2001/11)
スイマガ(Swimming and Waterpolo Magazine)で内容紹介の翻訳を連載中。

水の上を走れ:新しい泳法を求めて /泳法の進化研究会/編★★★
日本図書センター (1800円:2001/07)
抵抗のある水の中を進むのではなく、モーターボートや水中翼船のように水の上を走るように進むESK泳法の研究。
「モーターボートは速度が増すと揚力が増すためボディが水上に浮かび進む。」とあるのに、片やこのESK泳法は、「どのようなレベルにも受け入れられる。」「泳げない人が泳げるようになった。」と効果を述べています。しかし、速く泳げない人が速く泳いで身体を水上に出す泳ぎをいきなりできるわけはないですよね(苦笑)。
要するに、水の中を抵抗が少ないストリームライを作って泳ぐ従来の泳ぎではなく、伏し浮きの状態から水を押し下げる動きをして身体を浮かすことに重点を置いた泳ぎをする、ということなのですが、ある元日本代表選手がこの泳法で競泳の日本新記録を作ったといいながら、「まだ誰もESK泳法を極めた人はいない」ということも述べています。何かずいぶんと無理があって、矛盾しているように思います。
「速度が増すとボディが水上に浮く」ということを考えれば、泳ぎの中で最も速い状態の時にこの泳法が威力を発揮することになります。泳ぎの中で最も速い状態はスタート直後です。でも、この時はそもそも空中にいるので、次に速い状態を考えれば、ターン直後です。ターン直後に空中にいるということは・・・そうだ!これはっ、「金メダルへのターン」のとびうおターンのことではないかっ!! (笑)
と、茶化してしまいましたが、こういった新しい理論を考えることは基本的に好きです。

誰にでもできる水泳メンタルトレーニング ワークシート式 /ジョン・M.ホッグ★★
ベースボール・マガジン社 (2000円:2003/05)
Mental skills for competitive swimmersの翻訳
読者が自分でワークシートを埋めていき、自分にあったメンタルトレーニングプログラムを作るための本です。 でも、「誰にでもできる」という表題ですが、私は途中で投げ出してしまいました(^_^;
私には、この本に書かれてあることを実行するためのメンタルトレーニングがまず必要なようです(苦笑)
おそらく、この本がとても役に立つ人はたくさんいるのでしょうが、技術書を紹介する時の難しさで、私にとって良い本が他の方にとっても適切とは限らないし、その逆もあって、あくまでも私個人にとっての星評価ということです。
Mental Skills for Competitive Swimmers: A Work Book to Improve Mental Performance /John M. Hogg(未読)
($18.05:2000)Sport Excel Pub Inc。誰にでもできる水泳メンタルトレーニングの原書。

Teaching Swimming and Water Safety : The Australian Way (AUSTSWIM) /John Harmer,他(未読)
Human Kinetics (T) ($18.95:2000/09)



水泳雑誌

スイミング マガジン(Swimming&Water Polo Magazine)
(株)ベースボールマガジン社 (月刊誌:1冊660円 年間購読7920円 毎月11日発売)
競泳から水球・シンクロ・OWS・マスターズまで幅広く掲載していますが、メインはトップレベルの競泳選手の話題。

■スイミングライフ
(株)インターナショナルスイミング (月刊誌:1冊500円 年間購読6000円)
一般書店には置いておらず、直接契約の年間購読だけです。競泳が主体ですが、スイマガには載らないような面白い記事があったりします。第1回スイムリレーフェスティバルも大きく取り上げていただきました。
 お問合せ先:(株)インターナショナルスイミング
       千葉市稲毛区小仲台7-15-10  Tel:043-206-3621

月刊水泳
(財)日本水泳連盟 (月刊誌:年間購読4200円)
日水連の機関紙だけあって、内容は幅広いですが、やはりトップの競泳選手の話題が主流です。

SWIM 快適スイムライフ応援マガジン
(株)ランナーズ (季刊誌:1冊880円)
マスターズを大きく取り上げています。後発なだけに、今までの水泳雑誌にはない記事を意欲的に取り上げています。

ターザン(Tarzan)
(株)マガジンハウス (年間23冊発行:1冊450円 年間購読9900円)
水泳雑誌ではありませんが、水泳を取り上げることが多いです。初級から中級・上級にかけて、泳ぎのフォーム改善、フィットネスの記事が多いです。



水泳選手の伝記・自伝・エッセイ

古橋広之進 ― 力泳三十年/ 古橋広之進★★★★★
人間の記録 (20)/日本図書センター (1800円:1997/02)
2003年3月に勇退するまで、9期18年もの間、日本水泳連盟会長をされていた古橋廣之進氏が、48才の時(1977年)に書いた自伝(文化出版社発行「力泳三十年」)を底本として発刊された本です。
「フジヤマのトビウオ」としてその名が世界中に知れ渡っているので、水泳をされている方で名前を知らない方はいないでしょうが、戦後間もなくの食料難・物資不足の中において世界記録を33回も塗り替え、水泳界だけでなく、戦後の日本人や海外に住む日系人に夢と希望と元気を与えた著者自身の手による自伝です。
水泳選手というだけでなく、戦中・戦後を力強く生きた1人の偉人の人生の記録と言っていいでしょう。
日本水泳連盟会長時代のいろいろな発言の中には、ちょっと時代にそぐわないと思われるものもありますが、氏の考えへの賛成/不賛成とは別に、是非、一読していただきたい一冊です。

熱き水しぶきに―とびうおの"航跡"/ 古橋広之進★★★☆
この道シリーズ/東京新聞出版局 (1200円:1986/11)
古橋廣之進氏が58才の時(1986年)、日本水泳連盟会長となって1年半目頃に書いた自伝です。
文章としては「力泳三十年」よりも熟れていますが、迫力は前作の方があります。同じ自伝で、選手時代のことが中心なのは同じなのですが、意外と重ならない部分が多いです。前作を読んで知りたいと思っていた「豆魚雷」と呼ばれた少年時代のことや、前作には書かれていなかった選手時代のトピックとかもあり、前作の補完として読むのにいいと思います。

地球ひと周り半/ 古橋広之進★★★★
ベースボール・マガジン社 (1068円:1986/06)
これも古橋廣之進氏が58才の時(1986年)に書いた自伝です。
「力泳三十年」と「熱き水しぶきに」を混ぜて、年代を追って、簡潔で平易な文章で書かれています。一般的にはこちらのほうが、読みやすくていいと思いますが、私としては、雑ではありますが、迫力がある分、「力泳三十年」の方が好きです。
それにしても、前書きで、古橋氏の現役時代のタイムと比べて、「(当時はタッチターンだったので、現在のクイックターンと比べて)ターンのたびに3秒は違ってくる。千五百メートルだと29回のターンがあるから、我々の時より1分30秒ほど縮まる。だから、今の選手の方が速いとは一概に言えない。」というのは、いかがなものでしょう? たしかに環境も生活も練習方法も機材や施設や水着なども、現在とは比べ物にならないので、現在の記録と比べるのはあまり意味はないですが、「3秒」もというのは、逆に負け惜しみに聞こえてしまいます。こんなことを言わなくとも、現在の記録よりも、現在の選手と比べても、古橋氏の記録、気力、努力、どれを取っても、はるかに素晴らしいものがあったことは誰もが認めるところではないでしょうか。こういうところの考え方が、ちょっと残念という気がします。

■わが青春の日大水泳部 古橋広之進とその仲間たち/ 佐坂宏夫★★★☆
地平社(創樹社) (1200円:1986/03)
日大水泳部出身の著者による、自伝と日大水泳部の人物記録、のような本です。
著者は、古橋廣之進氏が日大を卒業した年に入学し、日大水泳部には1シーズンのみ在籍していたので、この本のサブタイトル「古橋広之進と‥」は、売るためものとも言えます。古橋氏はOBになっても日大で練習していたそうなので、1シーズンは一緒のプールを使っていたわけです。
前半部分は著者の子供時代から日大時代までの自伝のようになっています。それなりに面白いのですが、これだけだったら古橋氏に興味がある人にはもの足りないと思います。後半は、日大水泳部に在籍した戦前戦後の様々な有名選手について書かれています。総合的には読んでよかったと思いますが、焦点がもう一つはっきりしない本、という印象です。

フジヤマのトビウオ―水泳の勇者 古橋広之進物語/ 那須田 稔、阿部 肇(未読)
ひくまのノンフィクションシリーズ (3)/ひくまの出版 (1200円:1985/01)

すず /千葉すず、他★★☆
新潮社 (1600円:2001/07)
千葉すずさんの競泳選手としての人生を綴ったもの。
内容的には、読む前の予想通りという感じで、千葉すずさん個人に興味を持つ方にはいいですが、そうでない方にはあまり面白みがないかもしれません。マスコミの取材姿勢にいろいろと問題があるのはわかります。それは彼女だけでなく、他のアマチュアスポーツ選手や犯罪被害者のご家族なども指摘していることです。ただ、だからといって、彼女がマスコミにとった態度やメディアでの発言が正しいとすることにはなりません。やはり考えが幼かったのでしょう。でも、そういう幼い考えの人も含め、芸能人ではない人に対するマスコミ取材の売らんかな主義は改めるべきでしょう。それでも、彼女も苦労しただけあって、成長したことがわかる本です。

千葉すずスマイル・アゲイン /千葉すず★★★
Sports Graphic Number plus―Athlete file/文芸春秋 (933円:2000/06)
千葉すずさんの直接の言葉は、ポポフ選手との対談部分しかありませんので、あくまでも外から彼女を見た記事ですが、マスコミ嫌いと言われた彼女が、Number 誌の記者に対してはそれなりの信頼を持っていたのだと感じられる内容で、彼女の内面に冷静に迫っていると思われます。他のマスコミのように彼女をバッシングするではなく、かといって彼女の肩を持つわけでもなく、また、彼女の良い面だけでなく、あまり良いとは言えない面も、煽情的にではなく、中立的に書いているような感じです。
彼女の競泳選手としての軌跡に合わせてこれまでに取材した内容がまとめられているのですが、もうちょっと年代がわかりやすくなっているといいな、と思いました。

夢はかなう /イアン・ソープ★★☆
PHP研究所 (1500円:2003/04)
Live your dreams」の翻訳に、写真を追加したもの。
ハッキリ言って、イアン・ソープのファンのための本です。写真集に近いです。
と言うと、イアン・ソープのファンが怒りそうです。他の方の書評を見ると「20才なのに、スバラシイ考え方をしている。」というのがほとんどです。たしかに、彼はしっかりした考えを持っていて、素晴らしい人だと思います。そのことに異論は全くありません。しかし、20才ともなればちゃんとした考えの人はたくさんいます(もちろん、そうでない人もたくさんいますが)。子供に対して「10才なのに‥」と言うのならともかく、「20才なのに‥」というのは比べた自分の幼稚さを表わしているのではないでしょうか。
要するに、ソープファンでない人にとっては、写真集プラスαであるこの本に対し、この価格は満足する内容ではないと思うので、「イアン・ソープのファンのための本です。」という結論になります。
Live your dreams(未読)
「夢はかなう」の原書。1998年発刊。

Ian Thorpe (Livewires) /Wendy Anderson(未読)
Cambridge Univ Pr (US$ 5.00:2002/08)

夢への前進(ストローク) /成田真由美★★★★★
講談社 (1300円:2001/07)
前半部分は基本的に前2作と同じ内容ですが、アトランタ・パラリンピック以降、シドニー・パラリンピック、そして結婚までの軌跡が描かれています。
全2作に比べると、より整理され、読みやすくなっています。迫力という点では第1作の方が上ですが、万人向けに読みやすくなっています。誰にでも推薦できる本です。

笑顔と涙をありがとう ― 成田真由美・車椅子の金メダル奮戦記 /島村 俊治(読書中)
PHP研究所 (1350円:2001/04)
シドニーパラリンピックで、六つの金メダルを獲得した成田真由美さんの物語。

あしたにトライ − 車いすの金メダル /成田真由美★★★☆
アリス館 (1300円:1997/12)
小学校高学年から中学生向きの本ですが、大人にも読んでもらいたい本です。内容的には下↓の「私、泳げなかったのに」とほぼ同じですが、より詳しく、より順序立ててわかりやすく書かれています。ただ、「私、泳げなかったのに」の方が、短いけど迫力があります。聞き書きかどうかと、対象年齢の違いからでしょうか。

私、泳げなかったのに − アトランタへの軌跡 /成田真由美★★★★☆
神奈川新聞社 ブックレットかながわ4(600円:1997/08)
アトランタ・パラリンピックで金メダル2個を含むメダル5個を取った成田真由美さん(シドニー・パラリンピックでは金6個)が、家族や友人とのふれあい、心の葛藤などを素直に描いた、金メダルまでの軌跡。
書き方はややラフですが、それだけに生々しく、内面を赤裸々に綴った迫力があります。

ドルフィン・ピープル /小谷 実可子(読書中)
近代文芸社 (1500円:1998/08)

夢(オリンピック)をつかんだ人魚 小谷実可子 SOUL TO SEOUL /渡辺 研(読書中)
リクルート出版 (1068円:1989/04)

岩崎恭子 14歳の戴冠 大手町ブックス /武田 薫★★★☆
日本工業新聞 (1165円:1993/11)
前半部分は、文学的な表現で感動を伝えようとしたのかもしれませんが、無理な感じで、非常に読みにくかったです。そんな手法を使わずに、素直に書いた方が、スポーツの感動は伝わると思います。
中盤以降は、さすがに中学生の本人への直接取材はないものの、母親やコーチをはじめとして、たくさんの関係者にインタビューしており、読み応えがあります。また、いろいろな他のスポーツのトップ選手について書かれてあることも、岩崎恭子さんについて知るということではなく、別の読み物として面白いと思います。

14歳のスパート ビバ・キョーコ /進藤武洪★★☆
KTC中央出版/輝け!ヤングチャレンジャー (971円:1993/01)
バルセロナ五輪女子水泳の200メートル平泳ぎで、競泳としては最年少で金メダリストに輝いた岩崎恭子さんへの、単なる応援メッセージのような本。はっきり言って、あまり中味がありません。(当時中学生なので仕方がないけど)当人への直接の取材がないばかりか、関係者への取材も少なく、ぜんぜん掘り下げていなく、同じ内容の繰り返しが多く、「君はスゴイ、君ならこれからも頑張れる、ガンバレ、がんばれ!」というような感じです。

ぜんそくなんかふっ飛ばせ /竹宇治 聡子★★☆
講談社 (971円:1990/11)
何度も世界新記録を塗り替え、ローマオリンピックで銅メダル、東京オリンピックで4位となった竹宇治聡子さん(旧姓・田中)が、ぜんそくであった長女とともに喘息と戦った経験を基に、「風の子会」という、ぜんそく児のための水泳教室を立ち上げ、成果を上げた記録です。
幸いなことに、私の周りには喘息の方はいないので、実感が今一つ沸かない部分もありますが、パワフルな活動が伝わってくる本です。
ただ、気になるのは、同じ話が何度も繰り返されることの冗長です。
彼女は現在もマスターズスイマーとして、世界記録を持っています。楽しく泳ぎ、いつまでも記録に挑戦する姿は、尊敬しますし、お手本として目標にもなる方です。

メダリスト ― 水の女王 田中聡子の半生 /佐々木 博子(読書中)
毎日新聞社 (1200円:1989/02)

女の魅力はミステリアス /木原 光知子★★★
主婦と生活社 (1262円:1990/03)
東京オリンピックで活躍し、芸能界入りした最初の水泳選手であるミミこと木原光知子さんが、これまでの経験を基にした彼女なりの人生観を語っています。
こんな評価をすると、ミミファンには怒られてしまいそうです‥(^_^;
それなりに面白い本ではありますが、私にとって役に立ったとは言えないので‥。唯一笑えて、最も印象に残ったのは、彼女のお父さんの言葉「今日も快便、いい気分」のくだり。その面では、題名は「女の魅力は‥」ですが、「男の魅力は‥」の本かな(笑)

Stay Gold 水泳編 /松岡 修造★★★
ナナコーポレートコミュニケーション (1500円:2003/06)
世界水泳、パンパシ水泳などのパーソナリティとして定着した元プロテニスプレイヤーの松岡修造さんによる、現在のトップスイマー達へのインタビューです。北島康介、中村真衣、山本貴司、田中雅美、森隆弘、伊藤華英、寺川綾、シンクロの立花美哉&武田美保と、日本を代表するそうそうたるメンバーにインタビューをしています。
彼と優香が水泳のキャスターに選ばれた時には、「何で?」という感じがしましたが、熱血漢の彼と、はしゃぎ過ぎの優香のコンビは、水泳への関心を高めるのにとても貢献していると思います。
著者は、この本を読んでも分かる通り、よく水泳のことを勉強していると思います。見当違いの質問はほとんどないし、何よりも、彼ら/彼女らと親しく話をしている様子からも、ただ単に仕事としてインタビューをしているのではなく、水泳を観ること、水泳選手と話をすることが好きなんだなぁと思います。
水泳競技において、日本選手が何を考え、何を思っているのか、観戦するのが楽しみになる本です。
ただ、欲を言えば、もう少し彼なりのツッコミが欲しかったというところでしょうか。この本を読んで「えー、そうなんだぁ」とか「そんなこと初めて知った」ということがあまりありませんでした。彼ら/彼女らがテレビのインタビューなどで口にしていること以外の、「意外な一面」というのが見えてくるようなインタビューなら、もっと良かったのに、と思います。

101個の金メダル ― オリンピックにおけるニッポンの活躍 /ラティオインターナショナル編集★★★★
トランスフォーマー (2200円:2000/09)
過去のオリンピックでのゴールドメダリストが、写真・経歴などの説明とともに載っています。とにかく水泳選手が多くて、「水泳ニッポン」が実感としてわかります。





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