ストロークメーカーは、多くのスイマーが使っている定番パドルです。ストラップの位置を自分で決められるので、自分が使いやすい位置に調整できるのが魅力です。
実売価格が手ごろなので、最初に購入するパドルとしてストロークメーカーを選ぶかたも多いです。
ストロークメーカーは30年以上の歴史をもつパドルメーカーで、本社はアメリカ合衆国のアリゾナ州にあります。
ストロークメーカーのサイズの選び方
ストロークメーカーのサイズは#0から#5まで7種類あります。
どれを買えばよいか迷ってしまいがちですが、スポーツ用品店や通販サイトなどでは以下のように説明されています。
#0:15×14cm
小学校中学年(主に5~10歳)#05:17×16cm
小学校低学年~高学年(主に8~11歳)#1:19×18cm、
小学生中学年~中学生以上(主に9~13歳)#2:21×20cm
男子高校生(主に1~2年生)、女子高校生(主に2~3年生)#3:22×21cm
男子高校生(主に2~3年生)、女子上級#4:23×22cm
男子大学生、女子上級#5:24×23cm
男性上級練習用Amazonより
推奨年齢のようなものがありますが、中学生以上ではじめて購入するなら#1か#2を推奨します。
はじめて購入するなら#1でも十分に負荷がかかります。#2~#3は競技スイマー向けで、注意して使わなければ肩を壊してしまう可能性もあります。
#3 #4 #5は肩の負担が大きいので要注意
#3から#5は肩の負担がとても大きく、特に#4と#5はトップスイマーレベルの人向けに作られています。
公式サイトでは、#5を"For very strong college men, advanced/strong male masters and triathletes,"と紹介しています。
ざっくり言うと「超強い大学生や一流のトライアスリート向けだよ」という感じです。
実際にコーチをしている人間でも
という感想をもつことが多いです。興味があるならコーチと相談してから使ってみるのをお勧めします。
【お願い】ストロークメーカーを使って肩が痛くなったら使用中止する
ストロークメーカーは定番中の定番パドルで、効果を実感しやすいです。
しかし、肩や肘の負担が大きく、慣れない練習で痛みがでてくることが多いです。使っていて痛みが出たらすぐに中止してください。
成長期の子供の肩は簡単に壊れてしまいますし、一度怪我をしたらなかなか治りません。
水泳は怪我をしにくいスポーツと言われていますが、パドルを使って大きな負荷をかける場合は別です。練習後に「あれ?なんだか肩がおかしいぞ?」と思ったら、次回の練習ではパドルは一切使わなくてもよいでしょう。
ストロークメーカーのストラップの位置と使い方
ストラップの位置を自分で決められますが、メーカーが推奨している位置はあります。
ストロークメーカーの使い方動画をYouTubeにアップしています。
ストロークメーカーの公式サイト:http://strokemakers.com/
どのカラーがどのサイズかはリニューアルごとに異なっている
ストロークメーカーはカラーでサイズが異なります。
販売される年によってサイズと色の組み合わせもかわります。紫が#0だった年もあれば、赤が#0だった年もあります。
色を見て購入するのではなく、#1や#2というサイズをよく見てから買いましょう。
ヘッドポジションのドリルにも使われている
プルの練習以外にも、ストロークメーカーを頭に付けて自由形のヘッドポジションを確認するドリルがあります。
かなり上級者向けのドリルですが、動画の選手は呼吸やクイックターンをしてもパドルがズレない完璧なヘッドポジションを披露しています。